【画像あり】5月11日からG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議が開催、現地の交通情報
主要7か国の財務大臣、中央銀行総裁に加え、国際通貨基金(IMF)、世界銀行グループ、経済協力開発機構(OECD)といった国際機関なども招待し、グローバル経済に関する諸課題について幅広い議論が行われる予定のG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議が5月11日~13日までの3日間、朱鷺メッセで開催される予定だ。
これに伴い、朱鷺メッセ周辺で交通規制や検問を実施される。交通渋滞などが予想されることから、周辺の自動車の乗り入れ自粛、公共交通機関(バス・タクシーなど)の利用が推奨されている。検問は、会場周辺を通る全ての自動車・自転車・歩行者に対し、実施される。
通行が制限される区域は、柳都大橋のたもとから朱鷺メッセや佐渡汽船ターミナルなどがある万代島地区方面に向かう港湾道路の約2キロが対象となっている。また、栗の木バイパス・明石通り・笹出線・柾谷小路・秣川岸通などの路線で混雑が予想される。
新潟県警は開催期間前後の警戒活動強化を実施しており、「しきりに防犯カメラや警備員の配置を確認している、一箇所に立ち止まりキョロキョロと周囲の状況を確認・観察している者」・「カメラ、ビデオ、スマートフォンなどで施設などを撮影している者や短時間に同じ場所を何回も往復している者や車」・「長時間同じ場所に停まっている不審な車」・「人が集まる施設のゴミ箱、トイレ、自動販売機などの周辺にバッグやスーツケースなどの荷物を置き去ろうとする人」などの不審な動きをしている人や不審物を見つけた場合、「ひょっとして…」と思った際には、110番通報してほしいと呼び掛けている。
さらに、開催期間中は事業用車両の運行調整や普段より早めに出発するなど、時間に余裕を持った行動などの協力を呼びかけている。
G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議の開催期間中および前後には、国内外の要人はもちろんのこと、関係者や関係機関などの人間が朱鷺メッセ周辺を訪れる予定となっている。また、観光客の来訪も予想され、万代地区周辺は混雑が予想される。
4月には和歌山市の雑賀崎漁港で岸田文雄総理の応援演説会場に爆発物が投げ込まれた事件が発生するなど、要人警護への緊張感が高まる中、G7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議の安全な開催に向けて、強固な警備体制を築くために新潟県警本部と所轄の警察署は連携をさらに強め、警戒活動を行っている。
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