新潟県の子供の数、42年連続で減少し過去最少に

加茂川の鯉のぼり(新潟県加茂市)

新潟県の調査によると、県の子供の数は23万1,211人で、前年に比べ6,806人減少した。県人口に占める割合としては、11.0%(前年比0.2ポイント減)となる。数、割合ともに1981年以来42年連続で減少しており、過去最低を更新した。

新潟県が発表を始めた1981年の子供の数は54万8,059人で、県人口に占める割合は22.5%。以降、子供の数と割合はともに連続で低下している。出生児数についても、2021年10月から2022年9月までが1万2,006人で、前年比788 人減少している。また、生産年齢人口100人で何人の子供を扶養しているかを示す「年少人口指数」を見ると19.9となっており、1人のこどもを約5.0人で扶養していることになる。

子供の数を男女別で見ると、男性が11万8,464人、女性が11万2,747人で男性が5,717人多く、女性100人に対する男性の比率は 105.1で、前年と同水準だった。

中学生の年代(12〜14 歳)、小学生の年代(6〜11 歳)、未就学の乳幼児(0〜5 歳)の3つの区分では、中学生の年代は5万4,081人(前年比407人減)、小学生の年代は9万8,754人(同2,907人減)、未就学の乳幼児は7万8,376人(同3,492人減)となった。なお、年齢各歳別にみると、14歳の数が1万8,268人と最も多く、年齢が下がるにしたがって徐々に少なくなる傾向にある。

年齢各歳別子供の数(新潟県報道資料より)

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