【GW中の交通状況】新潟県内の国道 昨年よりも交通量が上昇し、コロナ前に近づく
国土交通省北陸地方整備局は5月8日、新潟県内のGW期間における国道の交通状況を発表した。
これによると、県内全域でGW期間の国道交通量は昨年より増加し、新型コロナウィルス感染拡大による緊急事態宣言前の令和元年度の9割程度まで回復している。
県内の主要10地点での観測では、平均日交通量は2%増加(+500台/日)となった。主な市街地の交通量は、国道8号・新潟市中央区神道寺で3%増加(+2,900台/日)、国道8号 ・長岡市関原町で4%減少(-800台/日)、国道18号 ・上越市大日で2%増加(+900台/日)となった。
上昇率が高かったのは新潟‐山形の県境付近の交通量で、国道7号・村上市府屋が6%増加(+600台/日)、日東道・村上市高根川が11%増加(+800台/日)、国道113号・関川村上関が8%増加(+800台/日)となっている。
逆に交通量が横ばいもしくは減少しているのは福島県境の国道49号・阿賀町天満、群馬県境の国道17号・湯沢町三国、富山県境の国道8号・糸魚川市振などで、これらは高速道の交通量上昇の影響が考えられる。こうした結果は、新型コロナウィルス感染症の5類移行を鑑みて、県を跨いだ人流の回復を示唆する数字となった。