【NIIKEIキシャメシ】5月9日 記者、カニの世界に迷い込む「初めて出逢ったカニ天丼」
唐突に始まったGW企画が終わり、レギュラーのキシャメシに戻ったと思ったら、企画でもなんでもなく道の駅からキシャメシをお届けすることになろうとは思ってもみなかった。ということで、「道の駅 マリンドーム能生」からキシャメシをお届けする。「道の駅 マリンドリーム能生」の詳細については、にいがた経済新聞社の記事で是非ともチェックしてほしい。
糸魚川市での取材が終わって、空腹に耐えながら国道8号線を走っていると、その場所に到着した。
施設内に足を踏み入れ、2階に歩を進めると「味干汐路 番屋」の看板が現れた。
和風な店内には日本海を一望できる席が用意されており、この日は快晴だったことから、正に絶景な眺めだった。
メニューを物色する。目標は「カニ」。「まぐろネギトロセット」の激しい誘惑に戸惑いながらも。
「カニづくしセット」「カニちらしセット」「刺身とカニ天ぷら定食」「カニ汁定食」、そして、「カニ天丼セット」。
カニの世界に迷い込みながら「カニ天丼セット(税込 1,980円)」を注文した。理由は、食べた事ないし絶対美味しいだろうから。その後、さらりとプラス580円で「カニ汁」に汁物を変更した。
しばし待つと、「カニ天丼セット プラス カニ汁」が提供された。
天丼の上に所狭しと盛り付けられたカニの足、椀の中に丸ごとカニが一杯入っている汁。
食してみると、カニ天丼はカニの甘みが天つゆとマッチした逸品。衣を噛むとほどけるようにカニの身が削ぎ落ちて、優しくていくらでも食べられるような甘じょっぱい味。思わず、夢中になってかき込んでしまう。
カニ汁は、カニに溶け込んだ塩分が出汁ごと汁に溶け込んで、少し強めの塩味とほんのり甘みを感じさせるカニの出汁。「どうだ?美味しいだろ?」と言わんばかりに口の中で強く主張する。
美味しくないわけがないと思っていたが、完全に予想を超えてきた。
今回は、「カニ、カニ、カニ」五月蠅い記事になって申し訳ない。カニの世界に迷い込むとこうなる。「カニ」で「満足」したかったら、この場所に来れば間違いないはずだ。
この場所に来訪すれば、頭も、身体も、心も「カニ」で満たされることと思う。
再度来店しようと思う。
(編集部・K)
味千汐路番屋
新潟県糸魚川市能生小泊3596-2
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