新潟県加茂市の藤田明美市長、市長2期目へ向け意気込み「次の4年間で、市のすべての課題に解決の方向性を示したい」
新潟県加茂市の藤田明美市長は5月10日で市長としての2期目が始まることについて、9日開催の定例記者会見で意気込みを語った。
加茂市では現在、都市計画マスタープランや公共施設のアクションプランなどの策定へ向け動いており、藤田市長は次の4年間を「市の未来の方向性が決まる重要な期間だ」とした。
つづけて「大胆にチャレンジして変化していくことと、予算について選択と集中をすることが重要になってくる。大きな取り組みの中で、市民の賛否が分かれることもあると思うが、逃げることなく、市の今と将来に必要なことは何かを念頭に入れて取り組みたい。課題は多くあるが、そのすべてをこの4年間で解決する、あるいは解決のための方針を示したい」と意気込んだ。
また初心に立ち帰り、「立場の弱い人に寄り添う」ことや、1期目では果たせなかった教育分野の課題へ力を入れていくとした。
なお、2期目の初日について訓示などは行わない意向。「若手職員に私の考えや市の方針を伝えていきたい。訓示ではなく、庁内の座談会を通じて、互いに考えていることを聞く機会をつくっていきたい」という。