太陽工機(新潟県長岡市)が2023年12月期第1四半期決算(単体)を発表、日本および米国での受注減少が影響し減収減益

太陽工機本社

株式会社太陽工機(新潟県長岡市)は5月10日、2023年12月期第1四半期決算(単体)を発表した。

売上高21億5,100万円(前年同期比1.1%減)、営業利益1億2,100万円(前年同期比50.9%減)、経常利益1億3,200万円(前年同期比47.2%減)、当期純利益9,100万円(前年同期比46.0%減)となった。

太陽工機の受注状況は緩やかに推移しており、受注高は前年同期に対して7.9%の減少となった。地域別では、欧州においては積極的な拡販活動により前年同期比で7.6倍と大幅な増加、中国では設備投資需要の伸長が牽引し前年同期比2.2倍と好調であった一方、日本では29.0%の減少、米州においては56.9%の減少となった。受注残高の増加によるリードタイムの長期化の影響もあり、様子見姿勢が強まった。

当期においては、引続きリアルでの海外営業活動を活発化し、日本で開催されたGrinding Technology Japanと中国で開催された「世界四大」工作機械見本市のひとつ中国最大の工作機械展CIMT、USAのシカゴで開催されたDMGMORIオープンハウス等の展示会に積極的に出展し、自社製品の技術力をアピールし販路拡大を図った。太陽工機は今後も展示会に出展し新規引合いおよび受注獲得につなげていくとしている。

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