G7会議で新潟県入りしている日銀の植田総裁が議長国としての意気込みを語る

主要7か国(G7)新潟財務大臣・中央銀行総裁会議が5月11日から13日にかけ、新潟市で開催される。総裁会議を控え、日銀の植田和男総裁は報道陣の囲み取材に応じた。

日本が議長国としてG7サミットを迎えたことについて植田総裁は、「普段と違って色々な国の参加者たちの議論が盛り上がるように配慮していきたい。最終的には一点を目指していかなければいけないわけだが、そういう意味で本来の意味での議長としての役割を果たせたらなと思う」と話した。

続けて、3月以降、欧米で金融システム不安が広がっていることについて、今回の会議でどのような議論をしたいかを問われると、「欧米の金融当局の対応が素早かったという事もあって、足元はマーケット・金融システムも落ち着いた動きになっていると評価している。ただ、それでも今後に向けて不安定な動きがないかどうかを(G7参加各国の)皆さんが色々考えていると思うので、ここまでの動きを振り返って、確認できるところは確認していきたいと思う」と語った。

日銀の植田和男総裁

囲み取材の様子

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