日本精機(新潟県長岡市)が連結業績予想を上方修正、半導体不足による受注減少影響緩和で売上増
日本精機株式会社(新潟県長岡市)は5月10日、2022年5月13日に公表した2023年3月期連結業績予想を修正した。
売上収益は前回予想2,470億円を2,750億円(増減率11.3%増)に、営業利益は前回予想20億円を28億円に(同40%増)、親会社の所有者に帰属する当期利益は前回予想7億円を13億円(同85.7%)にそれぞれ上方修正した。
売上収益は為替相場が円安傾向で推移したことや、一部地域において想定よりも一時的に半導体不足による受注減少影響が緩和されたことなどにより、前回発表予想を上回る見通しとなった。
また営業利益および親会社の所有者に帰属する当期利益については、売上収益の増加や製品輸送費などの原価低減活動による収益対策の効果、為替差益の計上などにより、前回発表予想を上回る見通しとなった。