G7財務会議を終えて新潟観光、フランス財務省局長などが酒蔵や足湯を楽しむ【動画あり】
3日間の日程で開催されたG7新潟財務大臣・中央銀行総裁会議に合わせ、新潟に訪れた会議関係者や報道関係者に向け、新潟の名所などを巡るさまざまなツアーが催行された。
G7財務会議が閉幕した5月13日には、「岩室温泉体験コース」が催行され、フランスなどからの関係者13人が参加した。G7会場の朱鷺メッセ(新潟市中央区)を出発した参加者らは、新潟市西蒲区の角田山や越後平野を車窓から眺めながら移動。同区の笹祝酒造や、岩室観光施設「いわむろや」を訪れた。
笹祝酒造では、酒蔵見学を行い、参加者は日本酒の製法の説明などを興味深そうに聞いていた。酒蔵見学後には日本酒の試飲を行った一行は、さまざまな種類の日本酒を笑顔で嗜んでいる様子が見られた。
「いわむろや」では、足湯を体験した。足湯の体験中には、以前から「いわむろや」にて観光客に唄を歌ってもてなしている地元岩室地区に住む住さんが登場し、地元の民謡「岩室甚句」などを披露して楽しませた。
フランス財務省のエマニュエル・ムーラン経済・財政省国庫総局長は、足湯を体験した感想について「長い時間G7会議に参加した後だったため、素敵な場所で大変気持ちよく堪能でき、疲れが吹き飛んだ」と話した。
また、新潟の食への印象について、フランス中央銀行のアニエス・ベナシー=ケレー副総裁は「お酒は印象に残るものだった。またG7会合の時にいただいた新潟和牛が大変美味しかった」と笑顔を見せた。