【NIIKEIキシャメシ】5月16日 新潟医療福祉大学の学食「MOMO cafe‘」、次世代の逸材たちの活力を育む「食」
新潟市北区での取材を終え、同区内に所在する「新潟医療福祉大学」へと足を向けた。同学には、卒業式・入学式をはじめ、今年だけでも取材で4回もお世話になっている。
約4,000人の学生が在籍する新潟医療福祉大学は、医療や福祉のみならずスポーツ分野においても秀でた人材を多数輩出している。そんな優秀な生徒を育む「食」に興味を持ったので、先回の取材の折にキシャメシの取材許可を申し込むと快く承諾していただいた。
今回、足を運ばせて頂いたのは新潟医療福祉大学の第9研究・実習棟内にある「MOMO cafe’」。約700席を揃えた同学最大の学食食堂だ。洋食中心のメニューに加え、新潟名物タレカツ丼や栄養サポート部とのコラボ定食を常時販売しているという。
食堂の入り口付近に設置されたメニュー表に目を通す。
「MOMO ランチA(税込600円)」、「日替わりトマトカレー(税込480円)」、「日替わりうどん(税込420円)」、「本日のパスタ(税込450円)」。。。あー、安い……安い。
筆者は、先週のキシャメシで満足と引き換えに財布に大ダメージを負った。今回のリーズナブルな価格は、只々、嬉しい。
時刻は13時半過ぎ。お昼のピークは過ぎてはいたが、食堂内には学生たちがまだ残っており、職員と思われる男性も食事を摂っていた。
そんな中、注文したのは、「MOMO ランチA(税込600円)」。チキンカツのミートソース添えという甘美な響きに惹きつけられた。
提供されたのは、大皿に盛りつけられたチキンカツにオニオンスープ、小皿には小さなハンバーグと煮卵。一見して、栄養バランスが良さそうな食事であることが理解できた。
安価でバランスとボリュームを両立した食事が提供されることを学生の保護者が知れば、安心するだろう。もしかしたら、多少の嫉妬を覚えるくらいには素晴らしい食事だといえるだろう。
厚切りのチキンカツをミートソースとともに食す。甘いミートソースにチキンカツが良く合う。食べ応えのある食感と脂っこくなくそれでいてガッツリと胃にダイレクトアタックを仕掛けてくるチキンカツが堪らなく美味しい。
少しとろみのあるオニオンスープは、胃に優しく染み込んでくる。お腹が空いていたという事もあり、スラスラと完食してしまった。
各分野に秀でた人材を輩出する大きな下支えとなっている要因の一つは、こういった確かな「食」なのだろうと思う。食堂内には、パソコンを広げながら話し合う生徒や談笑する生徒。食堂内には、笑顔が溢れていた。
(編集部・K)
MOMO cafe’
営業時間 11:30~14:00