【NIIKEIキシャメシ】5月17日 自家製麺を味わえる!老舗食堂「ますや」がリニューアル

阿賀野市水原の本町商店街

数日前、NIIKEIキシャメシを見てくれている友人からDMがきた。

「阿賀野市水原に『ますや食堂』さんというお店がリニューアルオープンしたので、ぜひ行ってみてください」

さらに、

「小さな定食屋さんなのにラーメンが自家製麺!珍しくないですか!?(僕はかつ丼を食べたんですけど)」

突然舞い込んできた食堂の優良情報。興味が湧きまくった記者はさっそく訪れた。

ますや食堂(新潟県阿賀野市)

ますや食堂の店内

「5月11日オープン」と書かれていて、まだ1週間も経っていなかったことに気付く。ネットの情報によると、創業80年を超える老舗食堂だそう。

商店街に軒を連ねる店のなかで、ひときわ新しい門構えの同店が目立っていた。店内は4人掛けのテーブル席が3卓に、4人掛けの座敷席が2卓。そして厨房を眺めることができるカウンター席があり、記者はそこに座った。

メニュー「飯物」

メニュー「麺物」

「飯物」と「麺物」がそれぞれ両面記載されている「昼のますやメニュー」。

・・・迷う。

「仕事が出来る人はランチで迷わず一瞬で決める」と聞いたことがある記者は、いつもそれを意識しているのだが、今回はめちゃくちゃ迷ってしまい数分使った。

やはり「中華自家製麺」が気になった記者は、最終的に麺類を選択。今回は、野菜そば(塩味)850円(税込)を注文した。

野菜そば(塩味)850円(税込)

お膳に乗せられてくる野菜そば

立ち昇る湯気とともに登場した「野菜そば」。どんぶりの下にお膳のようなものがあることに気付く。

テーブルは特別低いわけではなく普通の高さなのだが、このお膳があることでさらに食べやすい高さになる。こういった客への細かい気遣いが嬉しい。

塩味のスープ

先ずはスープから。口に含んだ瞬間、魚介系の旨味がぎっしり詰まっていることがわかり、味わいの深さに唸る。塩味の選択は正解だった。

中華自家製麺を使用

次はいよいよ自家製の麺だ。すくい上げると細麺のそれが登場した。

ところで自家製は何が違うのか?

記者は全神経を舌に集中させて口に運ぶと・・・全然違う!と驚いた。

いつも食べている麺と比較すると、とにかくもっちりしている。

細麺にもかかわらず、ここまでしっかり感じられるもっちり感は、今までに出会ったことがない。それでいて、なんとなく昔懐かしい感じもあるから不思議だ。

野菜そばの具

野菜の内容と量も申し分なし。そして刻みチャーシューがとろけるうま味がたまらない。この刻みチャーシューは、正直もっと食べたかった。

スープ一滴も残す気になれなかった野菜そばを完食

ごちそうさまでした。

スープ一滴も残す気にはなれない美味しさの「野菜そば」を堪能させてもらった。スープ、麺、具材、どれも個性的で、他にはない一品だと感じた。

なんでも情報提供主の話では、「ますや食堂」はいままでお父さんとお母さんの2人で営んでいたが、息子さんが修行から戻ってきて今回のリニューアルとなったらしいとのこと。

創業80年以上だが、まだまだ進化を遂げる可能性大だ。

今回は断念した他のメニューもとても気になる・・・また足を運ぶしかない。

(編集部・N)

 

【ますや食堂】

新潟県阿賀野市中央町1丁目1-35

定休日:月曜日

 

【グーグルマップ ますや食堂】

 

【前回のキシャメシ】
【NIIKEIキシャメシ】5月16日 新潟医療福祉大学の学食「MOMO cafe‘」、次世代の逸材たちの活力を育む「食」

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