スノーピーク(新潟県三条市)が佐賀県と包括連携協定を締結、同社の包括連携協定締結は20例目
株式会社スノーピーク(新潟県三条市)は21日、佐賀県と包括連携協定を同日締結したと発表した。今回の連携はスノーピークが取り組んでいる地方創生の一環で、地方自治体などとの包括連携協定締結は20例目となる。
佐賀県は、穏やかな有明海と絶景の玄界灘という二つの特徴的な海や、脊振山脈、広大な佐賀平野など、豊かな自然を誇る。また、古くからアジア各国との交流が深く、弥生時代の遺跡を公園化した吉野ヶ里歴史公園や、焼失した佐賀城の本丸を復元させた佐賀城本丸歴史館などがあり、壮大な歴史を体感できる地域だ。さらに近年では、「観光」「食べる」「子育て」「働く」などさまざまな分野で、佐賀の魅力を生かした新しいライフスタイルを提案する「OPENーAIR(オープンエア)佐賀」を推進している。
こうした中、今回の包括連携協定締結を機に、スノーピークがこれまで培ってきたアウトドアの知見と、佐賀県の自然資源や歴史的価値を最大限に活用し、相互に連携協力しながら、地域の活性化や、アウトドアが楽しめるエリアとしての認知向上を目指していく。また、地元事業者と連携し、佐賀県の既存価値の再活性を図るとともに、さらなる魅力向上を目指す。
具体的には、吉野ケ里歴史公園での野遊びの共創、ワーケーションやキャンピングオフィスの展開、福岡や熊本など主要都市からのアクセスを活かし“これからの働き方”へアプローチ、佐賀の伝統産業との連携、防災意識醸成のための企画運営・助言などを行なっていく。
なおスノーピークがこれまでに締結した包括連携協定は以下の通り。
・北海道銀行(2016年2月)
・北海道帯広市(2016年7月)
・愛知県豊田市(2017年7月)
・北海道更別村(2017年9月)
・大分県日田市(2017年10月)
・熊本市(2017年10月)
・北海道上川町/上川大雪酒造株式会社(2018年4月)
・高知県(2018年4月)
・茨城県つくば市(2018年8月)
・新潟県十日町市(2018年8月)
・新潟市(2018年8月)
・長野県白馬村(2019年1月)
・株式会社YMFGZONEプラニング(2019年6月)
・山口県下関市(2019年9月)
・熊本県人吉市(2020年2月)
・宮崎銀行(2020年3月)
・関西学院大学(2020年6月)
・九州旅客鉄道株式会社(2020年10月)
・新潟県佐渡市(2020年11月)