ツインバード(新潟県燕市)前社長の野水重勝氏を偲ぶ「お別れ会」、各界から約260人が参列

株式会社ツインバード(新潟県燕市)野水重勝前代表取締役社長「お別れ会」

株式会社ツインバード(新潟県燕市)は5月19日、新潟県三条市内において、今年2月26日に享年82歳で逝去した野水重勝前代表取締役社長の「お別れ会」を行った。

「お別れ会」の冒頭では、野水重勝氏の略歴や功績のほか、現在のツインバードに至るまでの歴史などがスライドショーで紹介された。1942年に生まれた野水重勝氏は、三条高校を卒業後、創業者で父の重太郎氏の後を継ぎ、1983年にツインバード工業(現・ツインバード)の社長に就任した。

1996年に果たした株式上場に尽力した後、2011年に会長、2013年に特別顧問に就任。また、財団法人総合工学振興会理事長、社団法人発明協会新潟支部理事、新潟経済同友会幹事なども歴任した。

燕市の鈴木力市長

三条市の滝沢亮市長

新潟経済同友会の前筆頭代表幹事で株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の山本善政代表取締役会長

「お別れ会」では、燕市の鈴木力市長、三条市の滝沢亮市長、新潟経済同友会の前筆頭代表幹事で株式会社ハードオフコーポレーション(新潟県新発田市)の山本善政代表取締役会長、東京大学の田邦夫名誉教授、株式会社エーダブリュ・ジャパンの宇野澄子代表取締役社長が、故野水重勝氏へのお別れの言葉を述べた。

「お別れ会」の終わりには、故野水重勝氏の長男でツインバードの野水重明代表取締役社長が、御礼の言葉を述べた。野水社長は、「(故重勝氏から)数え切れないほどの試練があっと聞いています。変革こそ成長のチャンスと前向きにとらえ、自分達にしか出来ないものづくりを追求していました」と重勝氏の生前を振り返った。

続けて、「私たちツインバードは、先代社長の意思をしっかりと引き継いでまいります。燕三条地域に根差し、品質第一の物づくりでお客様の豊かな生活のために、心に刺さるものだけをぶれずにまっすぐ作り続けてまいります」と語った。

お別れ会は、取引先など約260人が参列。参列者は献花を行い、故野水重勝氏を偲んだ。

株式会社ツインバード(新潟県燕市)の野水重明代表取締役社長

故野水重勝氏「お別れ会」には取引先など約260人が参列した

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