広がる笹川ワールド! アオーレ長岡ホワイエで5月25日まで(新潟県長岡市)

展示が行われているアオーレ長岡西棟ホワイエ

5月10日から、新潟県長岡市にあるシティホールプラザ「アオーレ長岡」ホワイエで、イラストレーター・笹川香織さん(50歳)による作品展が開催されている。自身のYouTubeで公開された作品など、10点以上がパネル展示されている。4月に続いて、2回目の作品展となる。作品は油絵の他、水彩絵の具や鉛筆で描かれている。

依頼されたものから、自身の楽しみで描いたものなど、10点以上が展示されている

笹川さんは新潟県長岡市生まれ。普段は新潟県内でイベントなどの司会やスタッフなどをしている。学業のため、一時期、関東に居を移したこともあるが、社会に出てから地元の長岡市に戻ってきたという。そんな笹川さんが、イラストを描き始めたのは、友人などにポスターなどの制作を依頼されるようになってからだという。今でも1年に1回ほどのペースで、依頼されたイラストを描き続けている。元々は手書きだったが、2、3年前からデジタルで仕上げるようになったという。会場では、作品展示の他、笹川さんのイラストをアクリルキーホルダーやステッカーなどにした物販販売も行われていた。

 

作品展を企画した笹川香織さん(左)とSADAMUさん(右)

今回の展示では、過去に笹川さんが依頼されて描いた作品のほかに、新型ウィルス感染症の流行をきっかけに、笹川さんが一人で始めた温泉旅行での旅の記録として、写真代わりに描き始めた作品などが展示されている。4月10日から14日にかけて行われた展示と同じ作品を集めた。「4月に来られなかった方に、是非見てもらいたい」と笹川さんは語った。

会場で手伝っていた笹川さんの友人であるSADAMUさん(55歳)によれば、「YouTubeを見た人から“とても参考になりました”というコメントなどもある。香織さんがYouTubeで挙げた温泉に訪れる人も多い」という。「登録者数は少ないが、新潟の観光に貢献している」と語る。

「西洋の宗教画のような、割とリアルなタッチの絵を描くのが好き」という笹川さんは、自身の作品でも影などの立体的な描写をしたくなるという。「YouTubeでは、一瞬でしか映らないような作品も、じっくりみてほしい」と来場者に語った。イラストに関しても、今まで通り要望があれば描いていく。いずれ時期をずらして、作品展の第3弾もやりたい」と意欲的に語った。同作品展は25日まで。独特なタッチのイラストが、身近で楽しめる。

会場には物販コーナーもある

 

【関連サイト】
笹川香織さんYouTubeチャンネル
kaori_maka 

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