新潟県妙高市産ぶどうを使用した限定醸造ワインが6月1日に発売、妙高市の特産品に育成へ
農事組合法人坂口げんき農場(新潟県妙高市)で栽培されたぶどうを使用し、岩の原葡萄園(新潟県上越市)で醸造・瓶詰した限定醸造のワイン「 FLOCON DE NEIGE(フロコン・ドゥ・ネージュ)雪のひとかけら2022」が6月1日から販売される。このワインの販売は2年目。妙高市では地域のこし協力隊の派遣などで支援しており、将来的に妙高市の特産品として育てたい考えだ。
「 FLOCON DE NEIGE雪のひとかけら 2022」は、ぶどう栽培を手がける地域のこし協力隊の塚田歓太郎氏がぶどうの管理や岩の原葡萄園監修のもと、ブレンドも行った。「日本のワインの父」と呼ばれる岩の原葡萄園創業者・川上善兵衛氏が開発したマスカット・ベーリーAと、国内初栽培となるアルモノワール、ビジュノワールの2品種のぶどうをブレンドし、3種類のバランスがとれたワインとなっている。
2022年の収穫量は6トン(2021年は4.5トン)で、現在の作付面積は3ヘクタール。今年さらに1ヘクタール増やす予定で、それに伴い、今年9月から地域のこし協力隊をもう1人追加する予定。将来的にはさらに作付面積を増やし、妙高市内に醸造所を作るという目標も掲げている。
販売本数は2,400本限定(昨年は1,200本限定)で、価格は1本2,500円。販売元は坂口げんき農場で、同農場や妙高山麓直売センター「とまと」、妙高市や新潟県上越市内の酒類小売店で販売する。
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