【NIIKKEIキシャメシ】5月24日 ずっと食べてみたかった長岡名物「美松のレーメン」
今日の午前は長岡市へ。
準備を整えて予定通り到着したと思ったところ、相手に迷惑をかけしてしまう失敗をしてしまった。
寛大な心でお許しいただけたが、記者は今回のミスを猛省・・・。悔しい気持ちが残り、お昼時になっても食欲があまり湧かない。
「今日はキシャメシ担当日。どうしたものか」と悩んでいたところ、アオーレ長岡近くのある店が目に入った。
美松 大手店(新潟県長岡市)。店の前には「夏の風物詩 美松のレーメン」と書かれたポスターが掲示されている。
長岡名物と名高い「美松のレーメン」。以前から存在は知っていたがまだ食べたことが無かった記者は、普通に腹が減ってきた。
メニューに目をおとすとカレーがあったが、今回は迷わず速攻で注文。
「レーメンお願いします。大盛で!」
正直、午前中の失敗をグズグズ悔やんでいる気持ちはまだ残っていた。
しかしその時、記者が大好きな番組「孤独のグルメ」で聞いたセリフが頭に浮かんだ。
ごちそう食って反省している馬鹿もなし
その通りだ。
レタス、きゅうり、焼き豚、トマト、かにかま、ゆで卵、パインアップルが丼ぶりを覆っている。これは健康に良さそうだ。
そしてなぜかレンゲの中にはからしが2袋。なるほど。からしの分量や置いておく場所は、「お好きなように」という事だろう。
きゅうりからいただく。というのも、たっぷりと入っている自家製マヨネーズそのものの味をじっくりと確かめたかったからだ。
自家製マヨネーズを口に含むと・・・驚いた。まろやかさ、味わいが本当に抜群なのだ。
きゅうりだけでなく、レタスやトマト、そして焼き豚ともぴったり合う。
麺の太さは中太いといったところ。しっかりとコシがある。
そしてなんといっても酸味があるスープに、これまた自家製マヨネーズが溶け込んで、とてもまろやかな味わいのスープになっている。
この奥深いまろやかさは、他店のレーメンや冷やし中華では味わうことはなかなかできない。
大盛にして正解だった。どんどん箸が進み、あっという間に平らげた。
「食欲が湧かない」などと言っていた数分前の自分はなんだったのか(笑)
うまい飯を食えば自然と元気が出るものだと実感した。
ちなみに美松のレーメンは、今年は3月20日から提供がスタートし、10月いっぱいくらいまで食べられるそう。「夏の風物詩」どころか、春夏秋の3シーズン食べられるという事実を知らない人も多いのではないだろうか。
ますます暑くなるこれからの季節は、さっぱりランチの定番として「美松のレーメン」はベストシーズンといえる。
この夏、また長岡に来たら足を運びそうだ。
長岡花火も気になってきた。
(編集部・N)
【美松 大手店】
営業時間 10時~19時
※美松のレーメンの注文は11時から18時ころまで
【グーグルマップ 「美松 大手店」】
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