飲食店経営プレジャー(新潟県新発田市)が破産申請へ、新型コロナウィルスの行動制限で経営に打撃か

東京商工リサーチ新潟支社によると、プレジャー(新潟県新発田市、資本金100万円、廣井純子社長)は3月31日付で事業を停止し、事後処理を石戸裕弁護士(弁護士法人砂田徹也法律事務所胎内事務所)に一任した。今後は破産による整理を予定している。負債総額は約4,500万円。

2008年8月に設立された事業体で、「山・海旬菜さちや」の経営を手掛け、ランチ営業のほか、居酒屋としても営業を展開し、こだわりの食材や手間をかけた各種料理の提供で、地元の一般個人を主体に団体客なども取り込んでいた。しかし、他社とのサービス競争激化のほか、昨今の新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛で業績面は苦戦を強いられていた。また、宴会の減少で団体客の集客が落ち込んでいた影響も大きく、資金繰りも限界に達したことから、今回の措置に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは91件目となる。

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