5月に入ってから新潟市東区内で火災が多発、新潟東消防署が街頭で注意呼びかけ


新潟東消防署は5月26日、東消防署の敷地内(国道3号線沿い)において街頭広報活動を実施し、火災予防を呼びかけた。

呼びかけは早朝から始まり、新潟市消防局マスコットキャラクター「消太くん」と東消防署員と新潟市消防団東方面隊の団員計13人が参加。新潟市の中でも通勤・通学の通行量が多い国道3号線で火災予防を呼びかけた。新潟市東区では5月に入り火災が4件発生(5月24日現在)しており、そのうち死者が1人でていることから、緊急出火防止対策の1つとして街頭広報活動を実施した。

新潟東消防署市民安全課の前田信司課長に話を聞くと、「今年に入り、新潟市全体では火災が61件発生(5月24日現在)しており、新潟市全体の火災発生件数62件(前年同時期の発生件数)という数字に近づいている。なんとかして去年の発生件数より少なくしたいと思い、防火イベントを実施した」と語った。

続けて、火災原因を問うと「(新潟市東区では)電気関係が原因の火災が多く発生している。コンセントのこまめな清掃やたこ足配線などをやめて火災予防に努めて頂きたいと思う」と新潟市民によびかけた。

広報活動は約30分にわたり実施され、通勤・通学途中の人たちに対し火災防止を呼びかけた。

街頭広報活動の様子

多くの人が行き交う中、広報活動が実施された

新潟市消防局マスコットキャラクター「消太くん」

 

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