一正蒲鉾(新潟市東区)で防災啓発セミナー、避難者受け入れも想定し意識向上につなげる

一正蒲鉾本社(新潟市東区)で開かれた防災啓発セミナーの様子

新潟県防災局防災企画課は5月26日、一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)本社大会議室で「令和5年度・防災啓発セミナー」を開催した。

一正蒲鉾は新潟県と「災害時応援協定(物資の供給)」を締結しているほか、2023年3月には新潟市とも「災害時一時滞在施設等の提供協定」を締結している。災害が起こった際には本社および新設した本社第二工場の一部を一時避難者の受入れ施設として提供することになっており、「被災者の受け入れ側としても防災と災害発生時の対処にますます意識向上していきたい」と地域貢献の姿勢を示している。

セミナーは公益社団法人中越防災安全推進機構(新潟県長岡市)から講師を招き、第1部の座学と第2部のワークショップに分けて進めた。

第1部では洪水、地震、津波に分けて、それぞれの防災対策のポイントが解説された。また第2部のワークショップでは「平日の日中に地震発生、震度は6強、津波はなし、近隣地域のライフラインはストップ、地域から避難者が来る」という設定で対処の仕方を、参加者それぞれがケーススタディした。

第2部は災害を想定してのワークショップ

 

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