長岡市の「大手通表町東地区市街地再開発事業」に北越銀行が参画
長岡市は2日、JR長岡駅近くの「大手通表町東地区市街地再開発事業(仮称)」に株式会社北越銀行が参画すると発表した。
再開発区域は、これまで検討を進めてきた長岡商工会議所や旧大和長岡店跡地などの区域約0.6haに、北越銀行の本店と駐車場の区域約0.64haを加えた、計約1.24haとなる。
今後、北越銀行本店については、一定の改修を行うことで今後の利活用や新たな機能の導入が十分に見込めることから、工期の短縮と事業費の縮減を図るため、リノベーションを活用した長岡発の再開発モデルを検討していく。
一方、長岡商工会議所の丸山智会頭は1日、「大手通表町東地区市街地再開発事業の推進及び行政機能の導入に関する要望」を磯田達伸市長に手渡したが、この実現も視野に入れ、まちなかにおける行政機能の再配置などの検討を進めていくという。
【商工会議所からの主な要望】
・「長岡産業ビジネス交流館(仮称)」の創設
・フェニックス長大手ビルに入居する長岡市商工部及び観光・交流部などの「長岡産業ビジネス交流館(仮称)」への移転
【北越銀行本店の建物概要】
敷地面積:2820・88平方メートル
竣工年:昭和40年(築51年)
構造:鉄骨鉄筋コンクリート造、地下1階、地上7階
延べ床面積:1万3726・85平方メートル
(上写真)北越銀行本店。向かって左側に写っているのが旧大和長岡店
JR長岡駅方面を望む。向かって左に見える白い建物が北越銀行本店
長岡市の発表資料より
昨年完成した「ながおか町口御門」