【NIIKEIキシャメシ】5月30日 ゆったり寛げて、地元民から愛される場所 「白根ららぽーと」
新潟市南区の国道8号線沿いにある「白根ららぽーと」(新潟市南区)は、多くの地元民に親しまれる店舗である。
施説内にはアミューズメントコーナーが設置されており、休日になると中高年の男性客が多く訪れ、各々の時間を満喫している。食堂には平日・休日問わずに、お昼になると多くの利用客が訪れている。客層としては、男性が非常に多いように感じる。
ららぽーとを訪れたことのある人ならわかると思うのだが、この店舗は非常に腰を下ろしやすい。根を張りやすい。
親しみやすいパートのお母さんが作る温かみのある料理や店舗内外のいたるところに設置された机と座椅子。そして、瓶コーラなどの自販機。そして、アミューズメントコーナーにあるゲーム機各種。施設内は、非常に男性が居つきやすい構造となっている。
ららぽーとでは、かけそば一杯350円(税込)という非常にリーズナブルな値段で楽しむことができる。ほかにも、うどん各種をはじめ、カツ丼、親子丼、さばみそ定食、ハンバーグ定食、カレーライスなど豊富なメニューの中から自分の腹の空き具合に合わせてメニューを選ぶことができる。
食堂の券売機の前で少し悩み、「えび天そば(税込550円)」を購入した。加えて、手作りのおにぎり(生姜みそ 税込120円)も追加注文した。
ちなみに、手作りおにぎりは定番の「梅干し」、「さけ」、「ゆかり」、「しそこぶ」などがあり、家庭味溢れる味が楽しめる。
3分弱ほど待つと、えび天そばが提供された。
正に「こーいうのでいいんだよ、こーいうので」というシンプルな味。一切、余計なものがない喉通りの良い汁の中には、シンプルなそばが入っている。古き良き味。令和の時代に食べる昭和の味。ノスタルジーを感じずにはいられない。
手作りおにぎりの中には、優しい味の生姜みそ。家庭の味がした。
食事後、瓶コーラを購入し暫しゆっくりした時間を過ごした。
以前のキシャメシでも書いたが、食事は料理の味だけではなく、食事を摂る場所の雰囲気も非常に大切だと個人的に思っている。落ち着ける場所に、落ち着ける料理を楽しめる場所というのはとても貴重である。
男性客が多く訪れると書いたが、男女問わず寛げる空間となっている。南区を訪れた際には、是非とも「白根ららぽーと」に立ち寄ってみてほしい。
【NIIKEIキシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
(編集部・K)
白根ららぽーと
7:00~23:00 金・土 7:00~24:00
新潟県新潟市南区茨曽根2433-1
【グーグルマップ 白根ららぽーと】