「非常にショックな事件。動機もよくわからない」新潟県の花角英世知事が定例会見で長野県で発生した立てこもり事件について言及

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は5月31日、新潟県庁で定例記者会見を行い、長野県中野市で5月25日に発生し、警察官など計4人が死亡した立てこもり事件についての質問を記者から受け、事件についての所感などを語った。

この事件は5月25日に長野県中野市で発生し、ナイフや猟銃を使用し、女性が刺されたとの通報を受けて駆け付けた警察官2人など計4人が死亡した事件。その後、5月26日午前4時37分、自宅に立てこもっていた容疑者の男の身柄が確保された。

新潟県の花角英世知事は事件について、「今回の事件は非常にショックな事件。動機もよくわからないし、報道されている情報を見ているが、本当にそれだけなのかと思うような事件だ。今回の事件についてどうこう言う立場にはないが、銃という非常に殺傷能力の強いものを所持する許可は公安委員会がしているが、所持の許可というものを厳格に考えていかないといけない」と話した。

続けて、「ただ一方で、例えば有害鳥獣の駆除などの色々な動機で狩猟免許を出しているわけだが、こちらの有害鳥獣の駆除というところは社会にとって必要なもので、猟銃自体が有害だというつもりはない。ただ、猟銃の所有者や使用者の適性をきちんと確認していくことは、社会の治安や安心安全を考えると、これから議論があってもいいと思う」と語った。

 

 

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