「学生のリアルな様子を発信」新潟医療福祉大学(新潟市北区)の在校生が学生広報を開始
新潟医療福祉大学(新潟市北区)は6月1日、同大学の在学生が大学の魅力を発信する「学生広報」が開始されることに伴い、同校の校舎において委嘱状の交付式を執り行った。
新潟医療福祉大学が開学して初めてとなるこの試みは、「在学生が情報をもらう立場から届ける立場となって、高校生が本当に必要としている情報を発信できるのではないか」と企画した。
委嘱状の交付式に参加したのは新潟医療福祉大学の在校生19人。新潟医療福祉大学の西澤正豊学長から、参加した在校生1人1人に委嘱状が手渡された。
西澤学長は、「大学には教職員だけでは気付けず、大学生でなければ感じ取れないことがある。新潟医療福祉大学がこれからも持続的な発展を遂げていくために、大学としてどんなビジョンを持つか、どの方向に進んでいけばいいかということを一緒に考えていく仕組みが必要だ」と話した。
委嘱状を受け取った、健康スポーツ学科の渡邊優里香さんに応募した理由を聞くと、「今後、新潟医療福祉大学に進学を考えている高校生たちなどに新潟医療福祉大学の魅力を発信していきたいという想いがあった。それと、自分自身が男子サッカー部のマネージャーとして広報活動を行ってきたので、その経験を大学のために活かしたいと思った」と語った。
今後の活動について問うと、「来場型のオープンキャンパスだったり、SNSなどを通して私たち在校生が高校生に向けて、様々な大学の情報を発信していこうと考えている。その中で、特に在校生だからこそ伝えられるリアルな情報をお届けしたいと思う」と話した。
最後に、「しっかりと新潟医療福祉大学の魅力を高校生たちだけに限らず、新潟医療福祉大学に関わってくださる人たちに、学生のリアルな様子などをSNSなどを通して発信していけるような団体にしていこうと思う」と意気込みを語った。
今後、学生たちはインスタグラムなどのSNSを使っての情報発信やオープンキャンパスなどで同学の魅力を発信していく活動を行っていくという。