【新店舗】クラフトビールとこだわりのソーセージ、体育文化会館(新潟県三条市)にカフェバー「シュメール」オープン
クラフトビールや手作りソーセージなどを提供するカフェバー「SUMER(シュメール)」が6月3日から、三条市体育文化会館(新潟県三条市)の1階にオープンする。オープンに先駆け1日には三条市の滝沢亮市長が訪れ、看板メニューのホットドックと坦々麺を味わった。
シュメールは、イベント企画、制作、運営の株式会社ライブポート(新潟市中央区)が運営。今年2月に万代シティにオープンした本店につづき、今回で2店舗目となる。県内外だけでなく世界各国から取り揃えたクラフトビールが売りで、三条店では「日替わりビール」として毎日数種を販売する。
また、ビールに合わせた味付けのソーセージは、ブランド豚・夢味豚(ムーミートン)の肉を使ったこだわりのプライベートブランド品。ほかにも、ビールに漬け込むことで柔らかくした唐揚げなど、クラフトビール店ならではの一品にも注目だ。
体育文化会館1階は前回入居していた店舗が1月に撤退し、空きスペースとなっていた。シュメールでは今後、ビールの持ち帰りにも対応する予定で、施設利用者へさまざまな楽しみ方を提案する。
シュメールのオーナーを務めるライブポートの東潤代表取締役社長は「COVID‑19の5類移行を経て、地域に賑わいが戻ってくると思う。気軽に立ち寄ったり、(施設で)運動をした帰りにビールを持ち帰ることができる店にしたい。利用の幅が広がり、施設の利用者増にもつながれば」と話す。
そして、「シュメール文明はビールを醸造した初めて文明と言われている。お酒があるので人が集まって交流交易が生まれ、文明が発展していった。体育文化会館にも人が集まって交流が生まれ、大きな賑わいが生まれていくようにしたい」と意気込んだ。
1日昼、店を訪れた滝沢市長は「(公務が終わる)夕方からならビールを飲めたのに」と悔やみつつも、看板メニューのホットドックと冷やし坦々麺を試食し「ソーセージがパリッとしていて美味しい。(坦々麺は)冷たくて、しっかり麺に味が絡みピリッと辛く、これからの季節に本当にピッタリ」だと舌鼓を打った。
シュメール三条店のグランドオープンは6月3日から。営業時間は10時30分から20時まで。
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