イタリアン・レストランの「ノラ・クチーナ」がピザ焼き体験会を再開 お客様との関係性強化目指す
新潟県内に4店舗を展開するイタリアン・レストランの「ノラ・クチーナ」は、コロナ禍で2020年3月以降、3年以上中止していたピザ焼き体験会を全4店舗(新潟市2店舗、新発田市1店舗、長岡市1店舗)で5月中に再開した。
体験型のイベントを開催することで、家族連れを中心とした顧客接点の掘り起こしと、顧客のショップロイヤルティーの強化を目標としている。
参加者は、子供連れが圧倒的に多く、自社製造のピザ玉(生地)を伸ばすところから始まり、トッピング、石窯での焼きまでを体験した。
ピザ生地へのトッピングはお客が選択できるようになっており、トマトやその時期の野菜、ベーコン、チーズ、ソース類などで、参加費はピザ1枚、ドリンク付きで2,000円。参加者は、自分で焼いたものを食べることができる。特に焼きの工程は難易度が高いため、スタッフが補助しながら行ったという。
参加者の感想については、子供たちは「自分の好きなピザを作られてよかった」、保護者からは「家族とのいい思い出になった」との声が多かったという。
「ノラ・クチーナ」などを経営する有限会社山田の山田秀行社長は、「お客様の店への愛着度を増やしてもらうのが狙い。お店とお客様との接点を増やすことによって、たとえば、お子様のご家庭での記念日や誕生日などに来てもらい、来店頻度を高めてもらいたい。十数年前から行っていた取り組みだが、コロナ禍の期間は開催できず今回久しぶりに実施し、新しいお客様の掘り起こしにもなった。ピザ焼き体験会は、できれば毎月1回ペースでやっていきたい。特に、夏休み期間中は少し頻度を高めて行いたい。ノラ・クチーナは、食事を提供するだけでなく、生活やライフスタイルに組み込まれるような地域になくてはならないような店舗を目指す」と話していた。
開催については各店舗のホームページやSNSにて告知している。