新潟県内で4番目となる特定地域づくり事業協同組合の「妙高はねうま複業協同組合」が開所式

山﨑理事長(左から2番目)と、2人の派遣職員(右側の2人)

新潟県妙高市内事業所での人材不足解消と、都市部などの市外からの UI ターン促進による人口減対策として、季節ごとの仕事を組み合わせ、年間を通じた仕事を創出する「特定地域づくり事業(人材派遣事業)」に取り組むため、新潟県内で4番目となる「特定地域づくり事業協同組合」として、「妙高はねうま複業協同組合」が創立し、このほど開所式と辞令交付式が行われた。

開所式では、同組合の山﨑理事長、妙高市の城戸陽二市長が「妙高はねうま複業協同組合」の看板の除幕を行った。

城戸市長は「組合の活動が、地域の担い手不足の解消、市外からのUIターンによる定住人口の促進となり、地域経済の活性化や地域活力の向上を担う事業となるよう大いに期待しています」と祝辞を述べた。

その後、派遣職員の辞令交付式が行われ、東京都在住の金杉沙良さんと、上越市在住の塚田萌衣さんの2人に辞令が交付された。

金杉さんは、「妙高はウィンタースポーツをするためによく来ていて、 魅力的なところだなと思います。また、母が上越出身で、祖父母の家を 訪れた際に農業の手伝いをしていました。手伝いをしながら自分も農業 の仕事をしてみたい、田舎で働きたいという憧れがありました」 と述べた。

また、塚田さんは、「前職では上越で宿泊業をしていました。林業・農業な ど外仕事をやったことがないので興味があります。色々な仕事をして何 が合うか見つけたいと思います。自分の経験も活かしながら、新しいも のを吸収しつつ、さまざまなことで活躍したいです」と話した。

2人は妙高市に移住し、農業や宿泊業などの組合員の事業所に季節ごとに派遣され、仕事を行う。

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