【NIIKEIキシャメシ】6月7日 新潟県庁のランチ事情
新潟県庁の4階には県政記者クラブと新県政記者クラブがあり、新聞社やテレビ局各社の記者の机が並ぶ部屋がある。
とはいえ取材で外出することが多い記者は、常に県庁にいるわけではない。しかし今日は知事の定例会見の担当ということで、朝から県庁に詰めている日。こんな日のランチは、効率重視で県庁内にて済ませるに限る。
今日のNIIKEIキシャメシは、新潟県庁のランチ事情も含んだ内容を伝えたいと思う。紹介するすべての場所は、もちろん県庁職員だけではなく誰でも利用できる。
新潟県庁内でのランチは、正面入り口の反対側の「西回廊」入り口を起点に説明したい。西回廊入り口を入ってすぐ右手には・・・
閉店した店の跡だ。以前、「アッパレ食堂」という名のレストランが入っていたが、2022年10月31日に閉店した。記者は数回利用したことがあり、ボリュームがあって美味しかっただけに残念な思いだ。レストラン復活を期待したい。
次に紹介するのは生協だ。お弁当、パン、おにぎり、スイーツなど豊富な選択肢が魅力。ただしイートインは出来ないため、テイクアウト利用のみ。天気がいい日には外に出て、県庁周辺のベンチなどで食べることもおすすめだ。
お昼時はとにかく混雑するので、12時よりも前に利用するのがベストだろう。
3か所目は、西回廊の2階にある珈琲倶楽部県庁店。珈琲倶楽部は新潟市を中心に複数店舗展開しているため馴染みがある人は多いだろう。こだわりのコーヒーに、ピラフやパスタなどお手頃価格のセットランチが楽しめる。
店内は約50席あるが、お昼時に訪れると満席で入れないことがとても多い。なんでも事前に予約を入れている人が多いそう。昼12時からは予約客でいっぱいになっているので要注意。事前に予約を入れるか、お昼時間を外して利用することをおすすめする。
珈琲倶楽部県庁店と同じ2階には、あと2か所のランチ選択肢がある。食堂「渚の恵」と、食堂内にある「弁当販売店」だ。
弁当販売店は、日替わりでさまざまなお弁当が並ぶ。名の知れた新潟の店のお弁当などが並ぶことが多く、日によっては飛ぶように売れている。11:30分から販売開始となるが、今日は12時過ぎには売り切れとなっているお弁当が多々見られた。
最後に紹介するのが今日のキシャメシに選んだ食堂「渚の恵」。県庁内でもっとも広いスペースを持つ食事場所で、県庁職員に胃袋をもっとも支えている場所といえるだろう。
12時を過ぎるとどんどん職員が訪れ、広い食堂内の席を埋める。ラーメンやカレー、そして日替わりランチがあり、先に食券を購入する。12時15分ころに訪れたのだが、数量限定の日替定食は既に売り切れていた。
煮干しラーメンセット(税込)800円を注文。食券を受け取り、お盆をカウンターに出すと数分で提供される。このスピーディーさがありがたい。時間が無いときには特に。
あっさりシンプルの「煮干しラーメン」にセットで付いてきたのは日替わりのご飯(ハーフサイズ)は「煮豆ごはん」だ。
余計なこだわりはいらない。ただただあっさりラーメンが食べたい。そんな人に煮干しラーメンはぴったり。シンプルイズベスト。そんな言葉がもっともハマる。いくらでも腹に入りそうなほど優しい味わいだ。
煮豆ご飯(ハーフサイズ)も、本当に優しい。味付けはまったく濃すぎることはなく、豆そのものの味わいをしっかりと楽しめる。とても体に良さそうな一品だった。
ごちそうさまでした。
最後にもう一か所のランチ選択肢を伝えさせて欲しい。それが、新潟県庁の西回廊前にキッチンカーがくる「#今日はキッチンカーの日」がある。毎週火・木に開催されており、日替わりでさまざまなキッチンカーがやってきて、とても人気がある。
取材の都合でなかなか利用できる日が無いのだが、チャンスはいつも狙っている。
新潟県庁の西回廊前にはベンチがあり、心地よい風を感じながらランチを楽しむ人も多い。また、敷地内にある「県庁の森」にもベンチがあり、そこでは森林浴も楽しめる。ランチの後に散歩を楽しむ場所としてもおすすめだ。
今日はほぼキシャメシではなく、新潟県庁のランチ事情の紹介となってしまった。しかし、新潟県庁に訪れる用事がときの参考になれば幸いだ。
(編集部・N)
【NIIKEIキシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
【グーグルマップ 新潟県庁】