【2Q決算】トップカルチャー(新潟市西区)が大幅な減収減益、店舗経費の嵩みと物価上昇響く

トップカルチャー本社

株式会社トップカルチャー(新潟市西区)は6月8日、2023年10月期第2四半期決算を公表した。

売上高は102億6,500万円(前年同期比9.9%減)、営業損失は1億6,600万円(前年同四半期は営業利益5,500万円)、経常損失は1億9,500万円(前年同四半期は営業利益5,300万円)、親会社株主に帰属する当期純損失は2億4,400万円(前年同四半期は親会社株主に帰属する四半期純利益1,900万円)となった。

売上面では、食品やコスメ、服飾などの企画販売は好調だったが、書籍部門の売上が伸び悩み、同社グループの主軸である蔦屋書店事業全体の売上高は99億6,300万円(前年同期比89.1%)となった。

利益面は、自動発注システムの構築と徹底した商品・在庫管理による粗利の改善や、セルフレジの利用促進と店舗オペレーションの見直しを行い、販管費の削減に努めた。一方で、燃料価格が高騰した結果、光熱費も上昇したことが減益に響いた。

店舗状況は、新潟県と東京都の4店舗を営業終了し、店舗数は59店舗。子会社トップブックスの21店舗を加えグループ全体では81店舗となった。

 

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