【企業進出】新潟オフィスを開設したオギックスが県庁を表敬訪問、ゲーミフィケーションの可能性を語る
ゲーム制作およびゲーミフィケーションの株式会社オギックス(東京都千代田区)が2023年4月に新潟市中央区にオフィスを開設した。6月9日には同社の小木曾裕介社長、阿部善弘プランナーが新潟県庁を訪問し、笠島公一新潟県副知事、朝妻博新潟市副市長と挨拶を交わした。
オギックスの新潟オフィスは、新潟市中央区の「プラーカ2」1階サテライトオフィス「ニーノプラス」に入居している。
同社は2017年にスマホ向けのソーシャルゲーム開発を目的として設立し、近年は「ゲーミフィケーション」の手法で企業向けゲームを開発、提案している。ゲーミフィケーションとは企業の業務効率化や採用、社員教育向けに、事業内容やCSRなど社会とのかかわりをゲーム化してエンタメの要素を取り入れ新たなシナジーを産むアプローチ。新潟オフィスはこの4月に開設したばかりだが、すでに新潟市が手掛ける食関連の新規事業創出事業「Fooin(フーイン)」にも携わり、ゲーミフィケーションの導入に取り組んでいる。
笠島副知事は「IT企業の誘致は重点的に取り組んでいくべき施策。制度面も含め、活用できるものはどんどん活用していただき、新潟に新たな雇用を生み出していただきたい」と話した。オギックスの新潟オフィスでは今年度、5人の採用枠を検討している。