実写版「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」、舞台となる新潟県三条市の滝沢市長も期待

三条市の滝沢亮市長

新潟県三条市を舞台にしたオリジナルTVアニメ「Do It Yourself!! -どぅー・いっと・ゆあせるふ-」 の実写ドラマ版が7月から放送開始することについて、同市の滝沢亮市長が期待を語った。

滝沢市長は6月9日に定例記者会見を開催。その中でドラマ「DIY」について「実際に三条でロケを行っているため、三条の景色や風景を全国の人に見ていただける。また市内企業の製品が登場すると聞いており、ものづくりの町のアピールにもなる。多くのファンが来るようになることで、市民にも『ドラマがあって良かった』と感じてもらい、良い形で（市と作品の）相乗効果が発揮できれば」と話した。

また、主人公・結愛せるふ役を演じる上村ひなのさんと、須理出未来（ぷりん）役の野口衣織さんについては「2人は若者に人気のアイドルグループに所属しており、若い層にも三条を知ってもらえるきっかけになることを期待している」という。

アニメ作中に登場した一ノ木戸商店街や「えんがわ」にはアニメファンが多く訪れ、スタンプラリーイベントなどを開催したほか、ファンベースも整備するなど聖地化が進んでいる。一方、初回のスタンプラリーイベントでは地元の学生なども多く参加していたようで、観光や地域のブランド化だけでなくシビックプライドの形成にも繋がることが期待できるだろう。

実写になったことでより舞台となる町の解像度がさらに上がった「DIY」。ここからまた、アニメ2期や地元でのイベントへつながっていくことを願う。

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