新潟県農林水産物ブランド化推進が始動、各界の有識者と第1回全体会議を開催
新潟県は6月9日、新潟県農林水産物ブランド化推進全体会議を開催した。県では、県産農林水産物の価値や競争力を向上させることを目的に、マーケットインの視点(消費者視点)からコシヒカリに続く複数品目のブランド化を進め、全国の消費者に訴求しうる「にいがたブランド」の推進化プロジェクトを立ち上げており、今回はその初めての全体会議。
県が新たに「にいがたブランド」として売り出す農林水産物は「越後姫」「新潟枝豆」「ル レクチエ」「にいがた和牛」「佐渡寒ブリ」「南蛮エビ」「ヤナギガレイ」「にいがた地鶏」の8品目。
第1回全体会議は、委員に選ばれた各界の有識者と市町村関係者をまじえて意見交換。ブランド化推進に関する基本的な方針から「イチオシ総選挙(仮称)」など共通事業に対する意見聴取、県が策定したクションプラン素案のブラッシュアップに向けた意見交換などを行った(会議は非公開)。
会議を終えて取材に応じた窪田稔博農林部長は「どうやって取り組んでいくかという目標感が出た。ターゲットの設定などは、これまで気づけなかった点も多く出たため、現行の品目も含めて7月末を目途にあらためて固めていく予定」と話した。
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