【速報】新潟県村上市長選、現職の高橋邦芳氏(63歳)が3期目の当選果たす【動画あり】

任期満了に伴う新潟県村上市長選挙が6月11日投開票され、無所属で現職の高橋邦芳氏(63歳)が3期目の当選を果たした。高橋氏は2期8年の市政運営の実績をアピールし、無所属新人でサケ加工販売会社専務の吉川(きっかわ)美樹氏、無所属新人で元旧山北町議の斎藤寿明氏(75歳)の2人を退けた。

髙橋氏は村上市出身で、新潟県立村上高校卒。1980年、村上市・岩船郡町村伝染病院組合に採用後、1982年、岩船地域広域事務組合に勤務。2008年、市町村合併により岩船地域広域事務組合解散、4月より村上市役所入所。2015年6月、村上市長選挙に無所属で出馬し当選した。

高橋陣営の万歳の様子

当選した高橋氏は、「この選挙戦において、災害からの復旧復興を政策のひとつに掲げさせていただいた。それと村上市民一人一人が日々幸せを感じる市政運営を担わなければならない。この2つの政策目標を掲げながらスタートさせていただいた。

村上市は2期8年の中で大きくその可能性を広げた。この広げた可能性をさらに高め、そしてここで暮らしていることに誇りを持ち、次の世代にしっかりと繋いでいける村上市を作り上げることも政策理念に掲げた大きな柱。これからの村上市を持続させていく強い想いで総合計画をスタートさせた。

総合計画で掲げた5つの柱をひとつひとつ成し遂げていくことで、村上市は完成に向かう。私はその道をしっかりと皆さまからいただいた信任を力に変えて進めてまいりたい」と今後の意気込みを語った。

一方、吉川氏は、「やれるだけのことはやったと思う。ただ多くの支援者の方が動いてくださったので、私の力不足でこのような結果になったことは申し訳ないの一言。(「投票率が伸びていれば?」の質問に対して)たらればの話はしない。全てはこういう流れにあったということ。

現職の政治は市民の感覚と乖離している。特に周辺部の旧市町村の中には集落自体が成り立たないところもあるので、市民の声をしっかり拾って頂きたい」と述べた。

有権者数は4万8,319人(6月11日最終)、全体投票率は61.52%。

得票は以下の通り(開票率100%)。

高橋邦芳氏 1万5,771票 当選
吉川美樹氏 1万3,244票
斎藤寿明氏 540票

敗戦が決まった直後の吉川美樹氏

気丈な様子で支援者と労いあう

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