【祝世界水泳福岡大会出場】オープンウォータースイミング日本代表の加藤はなの選手(三条市出身)が三条市役所を表敬訪問【動画あり】

2023年7月に開催される世界水泳福岡大会のオープンウォータースイミング(OWS)10キロメートルに、三条市出身で「ダッシュスイミングスクール三条」に所属する加藤はなの選手(23歳・新潟大学大学院2年)の出場が決まり、6月12日、三条市役所へ滝澤亮市長を表敬訪問した。

OWSは別名「マラソンスイミング」と呼ばれ、5キロメートル、10キロメートル、25キロメートルに分かれており、プールではなく海や川、湖など自然の中を泳ぎ切るハードな競技。加藤選手が出場する10キロメートルは、日本のトップクラスで2時間前後の時間がかかり、その消耗具合はフルマラソン42.195㎞に匹敵するといわれ、オリンピック競技にもなっている。

世界水泳福岡大会に向けて抱負を語る

三条市から激励金が授与された

加藤選手は競泳と並行してOWSを続けていたが、2022年に行われた世界水泳ブダベスト大会で初めて日本代表選手としてOWS25キロメートルに出場した。7月の福岡大会はパリ五輪の代表選考の場にもなり、活躍に期待が集まるところ。

この日は市役所の玄関付近で職員から歓迎を受け、滝澤市長との面談ではコンディションの作り方や、OWSの競技の難しさなどが話題になり、緊張の面持ちで答えていた。また対談の後に、激励金の授与とフォトセッションも行われた。

詰めかけた報道陣の取材に加藤選手は「まだ福岡で戦えるような状態になっていないので、これから上げていきたい。(先の選考会も見越して)パリ五輪につながるような泳ぎをしたい」と話した。

 

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