【NIIKEIキシャメシ】6月14日 検証!あの味は再現されているか?復活した新潟駅の立ち食い店「そば・うどん やなぎ庵」オープン初日に行ってみた
記者が学生の頃から何度も利用していた新潟駅の立ち食いの店「そば・うどん やなぎ庵」。新潟駅の大改修に伴い2020年9月に閉店した同店が、今日6月14日に復活するということで、オープン初日にキシャメシってきた。
新潟駅利用歴、約25年の記者。長年「やなぎ庵」を本当に愛していて、復活のニュースを聞いたときはとても嬉しかった。
「オープン初日は並ぶだろうか・・・」と心配はあったが、案の定数人の行列ができていた。しかしそこはさすがの立ち食い店。どんどん人が入れ替わり、列は進んでいく。
学生の頃、「やなぎ庵で食うのは、そばかうどんか」で友人と口論になった記憶がある。記者は、うどんを主張。その理由はうどんの絶妙なコシが好みだったからだ。
復活後の来店1回目は、やはり「うどん」を注文。以前のやなぎ庵のうどんとどう違うのか(変わらないのか)を確認しなければならない。もちろん最後の一滴まですすってしまうつゆの味も気になるところだ。
閉店以来、約2年半ぶりの「やなぎ庵のうどん」との再会。
食券を出してからあっという間に出てきた。開店初日だが、オペレーションは問題なさそうだ。
注文したのは「いか天うどん」。「いか天」も学生時代からのイチ推しトッピングであり、こちらも確かめなければならない。
先ずはつゆから・・・
こ、、これだ。。
以前と変わらぬしっかりと主張してくるつゆの味わい。愛しさと懐かしさが込み上げてきた。
いや、まだ確認は終わっていない。もっとも気になっていたうどんのコシを確認する・・・
ありがとうございます。
この驚きと感動を他にどう表現すればいいのだろう。記者ごときが余計な言葉で評価すること自体がはばかれるほど、完璧なコシ。
記憶に残っているそれとまったく同じことに、お礼の言葉しか出てこない。
トッピングは人それぞれいろいろな好みがあると思う。記者はうどんにはイカ天が合うと思うのだが、是非読者のベストマッチを聞かせて欲しい。でもイカ天は譲れない。
復活後のいか天はというと・・・これまた感動もの!
ただし、以前と同じではない。あきらかにグレードアップしていると記者は感じた。
申し分のないほど大きさや厚み、そして天ぷらの衣のサックリ感(特に端っこの部分)は、満足度メーターが200%に振り切れた。
ごちそうさまでした。
加えて、「復活ありがとうございました」とあらためて感謝した。
安い、早い、うまい。
人はこれを簡単に求めるが、実現させるのは容易ではないはず。それを実現してくれる「やなぎ庵」の復活を心から喜んだ。
オープン特典として先着5,000人に配布されるという「無料クーポン券」をゲット。きっとこのクーポンは、すぐに使い切ることになるだろう。
「復活したやなぎ庵が、新潟に訪れる多くの人の想い出になる」
うどんを食べ終わり店を後にした記者は、そんな想像をしてニヤニヤしてしまった。
(編集部・N)
【NIIKEIキシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
【そば・うどん やなぎ庵】
新潟駅構内(新潟市中央区花園1-1-1)在来西改札 隣
営業時間 6:30~22:30(日祝は21:00まで)
【グーグルマップ 「そば・うどん やなぎ庵」】
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