ソフトウェア開発などを手掛ける株式会社ソフトプランナー(新潟市中央区)が破産開始決定、負債総額約1億2,700万円
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、ソフトウェア開発などを手掛ける株式会社ソフトプランナー(新潟市中央区、設立1998年6月4日、資本金800万円、本間律子社長、従業員16人)は6月5日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には水内基成弁護士(水内基成法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1億2,700万円。
1992年6月にソフトウェア開発などを目的に個人創業し、1998年6月に有限会社ソフトプランナーの商号で法人化。2007年5月に株式会社に改組した。企業システムの構築や運用保守サービスに加え、ニアショアにも対応し、自治体や金融・保険業、医療、卸・小 売業向けシステムのほか、ゴルフ場システム、携帯端末用システムなどにも実績を有し、2016年4月期の売上高は2億134万円を計上していた。
しかし、市況低迷や他社との競争激化に加え、昨今の新型コロナウイルス感染拡大の影響もあり、2022年4月期 の売上高は約1億500万円にまで落ち込んでいた。また、採算的にも恵まれない状況が 続き、資金繰りも限界に達した模様で、今回の措置に至った。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは98件目となる。