新潟県三条市、市役所の組織改革や業務効率化などのためプロジェクトを開始
新潟県三条市は6月12日から、ミッション策定や業務改善、デジタル化などを行う市役所組織改革プロジェクトを開始し、新たなチームを立ち上げた。
組織改革プロジェクトの名称は「プロジェクト シンカ」。市役所のミッションとビジョンを策定し、業務改善やデジタル化・ペーパーレス化の推進、職員の心理的安全性の確保とコミュニケーションの改善を図り、パフォーマンスの向上を図る。また、職員から公募したメンバーで「カルチャー策定会議」を発足し新たな組織風土の創造と醸成を行うほか、モデル課を設置して重点的にその組織風土を全庁に浸透させていく。
策定した市役所ミッションは「まちづくりの主体である市民と協働して三条市の価値を創造し続け、頑張る市民を応援し、誰もが暮らしやすい安心で寛容な地域社会をつくる」。市役所ビジョンには「あなたが未来を創るまち」「見えないところで困っている人にも手を差し伸べられるまち」「ものづくりを主軸にした稼ぐまち」を掲げた。
同12日には、統括を上田泰成副市長、 副統括を澤正史経済部部主幹が担うプロジェクトチームが発足。各部署から選抜された6人とともに、プロジェクトを推進していくという。
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