【新オープン】30店以上のガレージハウス型店舗が立ち並ぶ「Next Generation Town」(新潟県燕市)、起業の場としても期待【動画あり】
移転新築し7月に開場を予定する新印青果西部卸売市場(新潟県燕市)の隣に6月17日、ガレージハウス型店舗が並ぶ「Next Generation Town」がオープンした。飲食店をはじめ雑貨店なども出店し、また起業・創業の場としても期待される。
運営するのは、板金業の株式会社人力舎(新潟県燕市)。同社は建設板金のノウハウを活かしたガレージハウスの販売も手がけてきた。同社の笠原秀雄代表取締役は「4年前にガレージハウスの事業を始め、途中COVID-19の感染拡大があった中でも注目を受けた。その時に、いつかガレージハウスの集合体をつくり、東京の原宿ではなく新潟の燕市から(文化や流行を)発信できるようにしたい、と考えた」と話す。
今回は新印青果西部卸売市場の隣の土地1,000坪(約3,300平方メートル)を取得。出店可能なガレージハウス35棟に加え、イベント用ステージなども設置した。同所は市役所から程近く、公園や小学校、県内大手スーパーもすぐそば。旧来からの家々に加え現在も新たに住宅街が整備されており、今後も周辺からの集客が期待される。現在すでに、飲食店19店舗、物販13店舗の出店(仮予約含む)が決まっており、現在も店舗オーナーを募集中。
17日正午には、開場とともに30あまりの店舗がオープン。開場記念イベントも催され、多くの市民が集まった。開場式に出席した燕市の鈴木力市長は「このエリアは市場の移転に伴って開発された。(新しくなる市場では)従来の卸売機能にとどまらず、一般消費者とともに賑わう場所にしたいと話があり、Next Generation Townは正にその賑わいの場の象徴」だと話す。
また、市では同エリアを起業・創業支援策の対象エリアとなるように制度を改正。「実際に制度を利用した人もおり、中にはUターン起業した人もいる。周りでは様々な開発も進んでおり、市内でも『すごいエリア』になるのではないかと大きく期待している」(鈴木市長)という。
【グーグルマップ Next Generation Town】
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