【4年越しの初開催】新潟市西蒲区旧116号線で「にしかんパレード」が初開催、ディズニーパレードも【動画あり】
新潟市西蒲区では、毎年6月に「巻神社大祭」にあわせて行なわれ、4年ぶりのフル開催となる「まき夏まつり」が開催された。まつりの熱気で盛り上がる中、6月18日、国道旧116号線上では「にしかんパレード」が初開催された。
実施された「にしかんパレード」では、7つの団体による地域の伝統文化を生かしたパレードに加え、「東京ディズニーリゾート40周年スペシャルパレード」が行われるという事もあり、旧116号線の沿道には約6万人(にしかんパレード実行委員会発表)の見物客が押し寄せ、パフォーマーなどに対し大きな歓声を送った。
「にしかんパレード」の関係者によると、パレードは西蒲区の一体感醸成を目的に4年前にも企画されていたが、天候不良などにより中止になった。中止になった当時も「ディズニー」のキャラクターたちを招き、パレードが行われる予定だったが叶わなかったという。そういった背景があったが、今回は天候にも恵まれ念願の初開催が実現した。
パレードの参加団体は、「やかた竿燈・越王太鼓(巻地区)」「 越後にしかわ傘鉾(⻄川地区)」「和納棒遣い・拍子方(岩室地区)」「中之口 Jr.ブラス with.OAPS(中之口地区)」「潟東地域コミュニティ協議会(潟東地区)」「新潟県警察音楽隊」「Yallow Dance Studio」、そして「東京ディズニーリゾート®40周年スペシャルパレード」。
「東京ディズニーリゾート®40周年スペシャルパレード」のパレードカーが姿を現すと、沿道からは一層大きな歓声が上がり、パレードカー上で手を振るディズニーのキャラクターたちに会場中の視線が集まった。
長岡市から来たという30歳代の子連れの夫婦に話を聞くと、「コロナが少し落ち着いて良かった。(ディズニーのキャラクターたちは)とても可愛かった。パレードも全体的に良くて、特に最初の『やかた竿燈・越王太鼓』は迫力もあって、とても良かった」とパレードの感想を語った。
大盛況のうちにパレードは終了し、パレードの見物を終えた客は次々に300メートルほど離れた「まき夏まつり」の会場へと足を運び、西蒲区にある巻地域界隈は大勢の観光客で賑わい、大きな熱気に包まれた。
(撮影・文 児玉賢太)
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