【体験ルポ】標高約1,100メートル、ウグイスの声が聞こえる秘湯・野天風呂「黄金の湯」へ【動画あり】

昔から存在は知っていた上越市出身の記者だが、なかなかいく機会がなかった「黄金の湯」。標高は約1,100メートルある。知り合いには、お湯に浸かって両足をお湯から出したスマホ写真も見せてもらったくらい、行きたかった場所である。

国道18号を新潟県上越市高田方面から長野県方面へと走り、新潟県妙高市の関山神社から山間部へ入っていく。山道を走り、途中、関温泉(新潟県妙高市)を通過。そのまた奥へ進むと、細い道があり、旅館が数軒しかない秘湯、燕温泉(新潟県妙高市)に到着する。

燕温泉についてから大事なことに気づいた。タオルがない。いつも、上越市内の日帰り温泉に行く時はその場でフェイスタオルを買っているので、今日も無意識でタオルを忘れてしまったのだ。駐車場に停めて、すぐ隣の旅館に聞いてみる。そこで、何とかフェイスタオル(200円)をゲットできた。これでひとまず安心。腕時計と、財布を車に置いて、スマホと車のカギとタオルを持って、いざ「黄金の湯」へ。

燕温泉街を登っていく

まずは階段。結構ある。温泉までは結構歩く

上りの道を歩く。記者が小学生のころ燕温泉に来て、この場所から歩いて惣滝を見に行ったことがある。今は進入禁止になっていた。40年も来ていないから、変わってしまっても仕方がない。

階段を登り、神社を過ぎてゆるい坂道を10分ほど登ると、「黄金の湯」があった。立ち止まっていると、ふと、「ホーホケキョ」の声が。ウグイスだ。記者自身、久しぶりに聞いた声だ。なんという自然の豊かさ。脱衣所で脱いで野天風呂へ。お湯は白く濁っており、硫黄の香りもある。

途中で看板が。この辺ですでに膝下が痛くなる

妙高観光局(新潟県妙高市)のホームページによると、「黄金の湯」は秋になると一面黄金色の葉が舞い落ちることから名付けられたといい、古くから神経痛、リウマチ、皮膚病、胃腸病などに効果があるとされている。野天風呂のため、冬期は利用できない。無料で、利用は日の出から日没までという。なお、月曜日と金曜日の午前中は清掃のため利用できない。また、冬季は積雪のため行けない。

標高約1,100メートル。男湯、女湯が別。混浴ではない。

入り口にあるおさいせん箱

黄金の湯全景

お湯はぬるめと聞いていたが、6月の暑い日には汗を流すのにちょうどいい。眺めもお湯も抜群。記者史上ナンバーワンの温泉がここにあった。また、プライベートで休日に来たい野天風呂であった。

【グーグルマップ】

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(文・撮影 梅川康輝)

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