雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)がついに開発成功、きのこを主原料とする代替肉 今年度中の発売目指す

きのこ主原料の代替肉素材を使用した調理例(報道資料より)

株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)は6月20日、きのこを主原料とした代替肉の開発に成功したと発表した。

現在の代替肉市場は大豆由来の成分を主原料としたものが主流となっているが、同社の開発した製品は自然な美味しさを追求しつつ、原料であるきのこの低カロリー、低脂質、食物繊維といった特性を活かしたヘルシー志向の新しい製品となる。

また、厳格な品質管理のもと生産された同社のきのこを主原料としているため、食の安全面からも広く支持されるとしている。

現在、今年度中に最初の製品を発売することを目標に準備を進めており、来年度以降は、さらに製品バリエーションを広げて事業を展開する予定だという。

同社は「きのこメーカーならではの強みを生かし、今後もさまざまな種類の新規事業に取り組んでまいります」としている。

同社は、中期経営計画に掲げているプロダクト・イノベーションの領域(新規事業)において、代替タンパクの研究などを進めていた。

 

【関連記事】

【特集】新潟食品業界のキラーコンテンツ?代替食品市場参入の動き(下)——「きのこが持つポテンシャルを活かす」株式会社雪国まいたけ(新潟県南魚沼市)が代替たんぱく質などの事業化を目指す新規事業課を創設(2022年7月15日)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓