新潟県上越市の県立中央病院で誤送により個人情報が漏洩

新潟県立中央病院

新潟県は27日、新潟県上越市の県立中央病院で、書類を誤って別の患者に送付したことで個人情報が漏洩したと発表した。新潟県が医療業務を委託している株式会社BSNアイネット(新潟市)の職員が誤送した。

26日正午ころ、同日朝に書類の交付を受けた患者Aさんの保護者から「受け取った書類の中に患者Bさんの書類が混じっていた」と連絡があり、ミスがあったと判明した。その後、患者Bさんの保護者に確認したところ、患者Bさんの書類に患者Aさんの書類が混じっていたことが判明した。

BSNアイネットの職員が患者AさんとBさんの2人分の書類を同時に印刷したが、氏名確認が不十分であったため、2枚1組の書類を入れ違いに閉じて交付してしまったという。誤送した書類は疾病に関する医療意見書で、氏名や検査結果、治療の経過が書かれていた。

中央病院の職員が26日に患者AさんとBさんの保護者に謝罪し、誤って交付した書類を回収した。県では、今後同様の事案が発生することがないよう委託先を十分指導していくとしている。

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