(株)越後薬草が高濃度アルコールを新潟県上越市へ寄贈、昨年に続き3回目
株式会社越後薬草(新潟県上越市)は27日、消毒用として使用が許可された高濃度アルコールを同社の本社所在地である新潟県上越市に寄贈した。27日午後、上越市役所で贈呈式が行われ、同社の塚田和志代表取締役が上越市の村山秀幸市長から感謝状を受け取った。
越後薬草が上越市に寄贈するのは昨年に続き3回目。現在、第4波が訪れ、再び新型コロナウイルスが猛威を振るっていることから、今回は引き続きアルコール度数70度の「YASOアルコール70」を寄贈した。寄贈する量は約4トンと大量で、上越市が運営する施設に送られるという。
同社は社会貢献事業の一環として、厚生労働省が特例で認可した高濃度アルコールの販売に昨年から着手、同社の「YASOスピリッツ」のアルコール度数を70度まで高めて、消毒用としても使用できるようにした。
寄贈を受けた上越市の村山市長は「上越にこのような会社があることをアピールしたい」と話したという。
塚田代表取締役は「再び新型コロナウイルスが拡大している中で、当社はスピリッツの免許を持っており、高濃度アルコールを製造することができるため、地域に貢献することができる。ぜひ地域の方々に役立ててもらいたい」と話していた。