河野太郎デジタル担当大臣が来県、渦中のマイナ保険証に触れ「日本の医療の発展に不可欠」
6月25日、新発田市の月岡温泉ホテル泉慶で、衆議院新潟3区選出の斎藤洋明代議士(自民党)の政治資金パーティー「衆議院議員さいとう洋明 ダッシュの会2023」が開かれ、河野太郎デジタル担当大臣が時局講演で登壇した。
河野大臣は、自身が陣頭指揮で推し進める官公庁のDX(デジタルトランスフォーメーション)化について「人間がやらなければならない仕事とAIに任せるべき仕事を選別するべき時代になった。そうすることで、人口減少、高齢化が進む社会にも寄り添っていける」と持論を展開した。
また最近トラブル続きでその導入の是非まで論じられているマインナンバーカードと保険証の紐づけ「マイナ保険証」については「最近はあちこちで頭を下げる機会が多くて」と自重気味に話し始めたが「原因は判明したので、あとはひとつひとつ正していくだけ」と今後に自信を表した。さらに「日本の医療のさらなる発展には(マイナンバーカードと保険証の紐づけで得られる)ビッグデーダーが不可欠となる」と力強く結んだ。
この日の「主役」斎藤代議士とは自民党・麻生派「志公会」の同僚ということで「斎藤さんからは、自治体ごとの提出書類についてすべて統一して効率化してはどうか、という提案をもらった」と高く評価。前回選挙の圧勝を例に挙げ「これからはほかの選挙区に応援に行けるくらい、自らの地盤を盤石にしていただきたい」とつけ加えた。