「去年の2倍の動員数を目指したい!」ドイツの食や文化を満喫!「ドイツフェスト」大盛況(新潟県長岡市)
ドイツの食や文化に親しむ「ドイツフェスト」が6月24日と25日の二日間にわたって、新潟県長岡市にあるアオーレ長岡で開催された。
会場には、ドイツや北欧を彷彿とさせるブースや、自動車の展示などが多く並び、参加した人はおいしい料理やビールに舌鼓を打ちながら、身近に触れるドイツの情緒を楽しんだ。
同フェスタの主催は、NPO法人ながおか未来創造ネットワークの主催である。2013年から初めて、途中新型コロナウィルス禍による中止や規模縮小などもあったが、今回で9回目となる。今年は、アリーナに726席用意したところ、初日は開場前から行列ができ、開場してからは、30分ほどで席が半分も埋まってしまったという。同法人の冨岡舞さん(33歳)によると、昨年は2日間で1万人くらいの来場があり、今年はその倍を目指したという。「コロナ前に戻せるようにするんで、多くの人にきて欲しい」と述べた。
そもそも、長岡市はドイツのトリアー市と姉妹都市、バンベルク市と友好都市でもある。同フェスタの目的は、ドイツの文化を紹介するためのものである。
イベントには新潟県内外の飲食店8店舗、雑貨販売などのマルシェが7店舗出店した。今年は、昨年自粛していたヨーデルなど北欧の伝統的な音楽の演奏も再開し、独特の雰囲気が漂う中、来場者はビールや生ハムなどを美味しそうに堪能していた。
長岡市今井町から訪れたという今井正道さん(69歳)は、「ワインもいっぱいいただきました!盛大にやってもらって楽しい」と、通常通りに開催された喜びを伝えた。
また、家族で会場にいた塩原孝明さん(37歳)は、奥さんの恵理子さんがブース出展している関係で、応援に駆けつけた。「これだけ大きなイベントに参加するのは久しぶり。今回このイベントには初めての参加だが、楽しい気分になる」と嬉しそうに語った。
(文・撮影 湯本泰隆)