【キシャメシ】6月28日 続・新潟県庁のランチ事情・・・意外と知られていない穴場の○○
2週間前のキシャメシで、記者がよく利用している新潟県庁のランチ事情を伝えたが、実はすべてを伝えてはいなかった。
もう1か所ランチスポットがあり、記者はそこを「穴場」だと思っている。とても気に入っているため、今回は「続編」として伝えたい。
新潟県庁の穴場ランチスポットとは、新潟県自治会館食堂である。
新潟県庁の西回廊出口から2~30メートルほどの場所に新潟県自治会館があり、その1階に食堂がある。前回伝えた新潟県庁内の食堂と同様に、だれでも利用することができる。
食堂といえば、日替わりランチがあるのが嬉しいポイント。ここの食堂は、「A定食」と「B定食」が日替わりで用意されている。
この日は、A定食が「夏野菜のかきあげ定食」、B定食が「トマトとモッツァレラのフレッシュパスタ」。季節感があるメニューに、バランスがよさそうなセット内容。どちらも(税込)700円とお値ごろだ。
先ず券売機で食券を購入するシステム。定食以外にも、カレー、そば、うどん、ラーメンなどがあり、どれもが本当に安い。500円以下のメニューもある。さらに全メニューがコーヒーが付くからコスパが半端ない。
記者のような庶民にはめちゃくちゃ嬉しいしこの価格帯は、この時点で「穴場」と呼ぶに値するだろう。
記者はB定食の「トマトとモッツァレラのフレッシュパスタ」を選択した。
食券をカウンターに出し番号札が渡されると、数分で「B定食●番の方~」と呼ばれて、あっというまに料理が提供された。
メインのパスタに、味噌汁&サラダが付く。食堂の定食といえば、このバランスの良さも嬉しいポイントだ。
「安い」「早い」とくれば、もう1つの気になるのは味の方。ずばり、忖度なしに言わせてもらうが‥‥うまい。
と言ってもなかなか信用されないかもしれないが、パスタの茹で具合から味付け、さっぱりと味わえるトマトやモッツァレラが絶妙だった。
きっと他のメニューもうまいに違いない。この食堂にはそんな空気が流れまくっている。
食堂の中央のテーブルには、でっかいドレッシングや福神漬けなどが置いてありセルフサービスで利用できる「食堂らしさ」が満点。
最後にコーヒーをいただきランチ終了。このコーヒーもとても美味しいので、しっかりと味わって欲しい。満足した食後にゆったりとした気持ちでコーヒーを口に運ぶと、さらに心が落ち着いた。
ごちそうさまでした。
最後に「穴場」情報をもうひとつ。自治会館の地下から県庁本庁舎に繋がる地下通路があるのをご存じだろうか。
初めてここを訪れたとき、若干SFさのある秘密の通路感に、「なんだここは!?」と驚いた。新潟県内の30市町村のPRコーナーが左右にディスプレイされた通路があり、展示を楽しみながら歩くことができる。空調も管理されていて、とても涼しい。
新潟県庁の西回廊出入口に到着。この日の外は暑く、さらに雨模様だったので助かった。
以上、記者が穴場だと思っている新潟県自治会館食堂と、地下連絡通路を紹介した。
きっと多くの人が満足するのではないだろうか。新潟県庁に訪れた際はぜひ利用してみて欲しい。
(編集部・N)
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
【新潟県自治会館食堂】
営業時間 11時30分~14時
定休日 土曜日・日曜日
【グーグルマップ 新潟県自治会館】
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