「蒲原まつり」が4年ぶりに復活! 祭り初日は雨模様も人出は多数(新潟市中央区)【動画あり】

新潟市中央区長嶺町の蒲原神社とその周辺で6月30日、新型コロナウイルスによる中止期間を経て4年ぶりの「蒲原まつり」が開催された。祭り初日の天候は雨模様となったものの、夕方に差し掛かるころには露店前の通路を埋めるほどの人出があり、新潟の風物詩ともいえる賑やかな光景が復活した。

毎年24万人以上の見物客や参拝客が訪れる蒲原まつりは、神社境内と公道に延べ約1キロメートルに渡って約450店の露店が出店し、その数は日本一と言われている。4年ぶりの復活となった今年は、コロナ前とほとんど変わらない数の露店が出店した。

蒲原神社(新潟市中央区)

蒲原まつりの名物、お化け屋敷

蒲原まつりは、3日間の日程で実施。2日目、7月1日の夜には、蒲原神社にて大祈願祭や農作物の作柄を占う御託宣(おたくせん)など、さまざまな神事を行う。また、地域の各種団体が協力して、「浴衣まつり」の開催や「似顔絵コーナー」設置をするほか、万代長嶺小学校「和童」による万代太鼓の演奏も予定しており、蒲原まつりを盛り上げる。

4年ぶりの蒲原まつりについて、蒲原神社の権禰宜(ごんねぎ)金子隆仁(たかひと)さんは、「コロナで日常が変わった中で、蒲原まつりが復活したことはとても感慨深い。4年の間、いろいろな人に会うごとに『蒲原まつりはまだ?』という声があった。蒲原まつりは蒲原神社の顔なので、今回復活したということはものすごく大きいこと」と話した。

また、蒲原まつりに訪れる人に対して、金子さんは、「露店が楽しいことはもちろん、神事を見てもらう事で、さらに深く知ることができるので注目してもらいたい」と話した。

蒲原神社前の様子

約1キロメートルに渡り、450店以上の露店が立ち並ぶ

 

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