新潟市内で計4人の新型コロナウイルス感染患者、会見では連休明け後の集団接種への注意喚起も
新潟市は30日13時30分、秋葉区、中央区、西区、江南区で市内1046例目から1049例目となる新型コロナウイルス感染症患者が計4人確認されたと発表した。新潟県発表分と合計で、30日の新規感染患者は13人となった。
新規感染者4人の内、現時点で感染経路が特定できていない患者は2人。なお、全員軽症もしくは無症状である。
祝日の翌日であることから検査数が少なく、また既存感染患者の濃厚接触者の追跡がひと段落ついたことから新規感染者数は減少したものの、新潟市保健衛生部の野島晶子部長は「これからの連休で人の往来や普段会わない人との会食の機会は増えるため、引き続き感染対策には気をつけていただきたい」と注意を促している。なお、県の受診・相談センターなどは連休中も通常通り利用可能である。
また、連休明けの15日からは市の高齢者向けワクチン集団接種が開始され、それに伴い6日から予約が開始される。初日は予約の電話などが非常に混雑することが危惧されており野島部長は「用意されているワクチンの数としては、個別接種へ回す分の方が、集団接種よりも多く確保されている。集団接種は大変な混雑が予想されるため、かかりつけ医や近隣の医療機関で接種が可能か調べ、ぜひ個別接種を受けていただきたい」と話す。
新規感染患者の概要
1046例目は秋葉区在住で会社員の30歳代男性。29日に県から発表された県内2249例目(三条保健所管内在住の男性)と同じ職場の同僚として検査し、陽性が確認された。
1047例目は中央区在住で会社員の40歳代男性。29日に発表された1045例目(中央区在住のパート従業員女性)の同居の家族で、濃厚接触者として検査した結果、陽性が判明した。
1048例目は西区在住で会社員の30歳代男性。現時点で感染経路は不明。
1049例目は江南区在住で無職の70歳代男性。現時点で感染経路は不明。
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