【村上新聞】きれいにしてお迎えを〜瀬波温泉海水浴場(5年連続水質AA)で清掃活動
きれいにしてお迎えしたい
海開きを目前に控えた11日、村上市の瀬波温泉海岸で清掃活動が行われた。
これは同温泉の住民や旅館などの施設スタッフ、観光協会、行政らが、多くの海水浴客、観光客をもてなそうと毎年続けられているもの。海浜広場の海水浴場監視所から市スケートパーク付近の海岸までの1キロメートルほどの海岸を、約30人がゴミバサミなどを使って、可燃ゴミ・不燃ゴミに分けながらていねいに清掃を行った。
海開きは15日
今年は、農作物に寄生して生育を阻害することから要注意外来生物に指定されているつる植物「アメリカネナシカズラ」の除草も実施。黄色い釣り糸のような見た目に、参加者らは「パッと見ただけでは植物だと気づかないが、よく見るとかなり広がっている」と、群生しているポイントを見つけてはしっかりと除去していた。
参加した汐美荘の和田健志料理長は「普段から釣りでもよく来ているが、今年は思ったよりもゴミが少ない。さらにきれいにして、たくさんのお客さまをお迎えしたい」と笑顔で話していた。
瀬波温泉海水浴場は、新潟県による海水浴場水質調査で5年連続水質AA。
15日には海開きを迎える。
村上新聞2023年7月15日号掲載