【動画あり】かなざわ総本舗(新潟県上越市)が100万円のかき氷機を上越市で初導入

和菓子店「かなざわ総本舗」を展開する株式会社かなざわ総本舗(新潟県上越市)はこのほど、株式会社サカタ製作所(新潟県長岡市)が開発した100万円の高級かき氷機を導入した。国内では約50台、新潟県内では数件の導入実績があるが、新潟県上越市では初の導入となる。

サカタ製作所はカンナなどの刃物や屋根の会社で、今回他業種への参入にあたり、かき氷機について採算を考慮せずに作った結果、100万円(税込み110万円)の製品が出来上がったという。通常のかき氷機は10万円から25万円のものが多い。100万円の高級かき氷機は、民放テレビの人気バラエティでも紹介され、全国への導入が広がった。最近では従来かき氷を食べる習慣がなかった北海道でも気温の上昇に伴い、かき氷を販売する店舗も増え、このかき氷機の導入も進んでいるという。

かなざわ総本舗は、昨今流行しているふわふわのかき氷機をスタッフがホームページで調べて発見、金澤一輝代表取締役社長も高額に驚いたが、新潟県の新規事業補助金(2分の1補助)がテイクアウトの実施で使えることが判明し、このほど導入を決定した。

大きな氷をセッティング

この高級かき氷機は、上部に液晶画面があり、氷を回転する速度や氷を抑える強さなどをプログラミングできるのが特徴。サカタ製作所は氷を乗せる台をこのほどアルミ製からステンレス製にリニューアルしたが、リニューアルしてからの導入はかなざわ総本舗が全国初。

かなざわ総本舗の金澤一輝代表取締役社長は「氷がふわふわで、口溶けがいい。ジャリジャリ感がなく、頭も痛くならない。また、昨今ふわふわかき氷がブームだが、氷やシロップは進化していたが、かき氷機は進化していなかった」と話す。

かき氷の販売は9月半ばまで。770円〜880円(税込み)で、テイクアウトの場合は消費税が8%と少し割安になる。

和菓子屋のあんこが乗った定番の宇治金時

趣のあるメニュー表

かなざわ総本舗の店舗外観

(文・撮影 梅川康輝)

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓