【負債総額約1億600万円】球根生産販売などの西脇農園(新潟市南区)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、有限会社西脇農園(新潟市南区、設立1998年9月7日、資本金1,000万円、西脇雅人社長、従業員4人)は7月5日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。破産管財人には髙橋有紀弁護士(新潟みなと法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約1億600万円。
1998年に花き作農業を目的に設立された事業体。チューリップの取り扱いが主体で、切り花や鉢植、球根の生産販売などを手掛け、市場出荷団体や量販店、通販会社、園芸業者などに販路を形成し、2007年7月期は売上高1億8,720万円、当期利益710万円を計上していた。
しかし、市況低迷や他社との競争激化、購入形態の多様化等で業績は低迷し、昨今におけるコロナ禍の影響で経営環境は一層厳しさを増していた模様で、事業継続は困難と判断し、今回の事態に至った。
新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは103件目となる。